流水腐らず

こんにちは。
鍼灸師のみしまです。
日光があたる日も増え、雪もとけて春がやってくる感じがとても嬉しく感じる今日この頃です(^^)

ある本で紹介されていた古典のフレーズと詩が、とても印象的だったのでご紹介します。

「水のごとく、よどみなくさらさらと流れたい。
どんな良いことがあっても、どんな悪いことがあっても、うしろをふり向かずに、前へ前へ、さらさらと流れたい。
左右の岸にどんな美しい花が咲いておっても、どんなに楽しく小鳥が鳴いておっても、その美しさをほめながら、その楽しさをよろこびながら、足ぶみせずに流れよう。
流れる水は凍らぬとか。
流れる水は腐らぬとか。
それが生きておるということであろう。
田畑をうるおし、草木を養い、魚を育てながら、決して高きを望まず、低い方へ低い方へ、水の流れる如く、わたくしも流れたい。」

上記は臨済宗の僧侶、山田無文の「水のごとくに」という詩です。

このなかに「流れる水は腐らぬとか。」という一節があります。
一方、東洋医学の古典の中には「流(留)水腐らず」という言葉があります。

東洋医学の基本の考え方として身体には「滞り」がないことが理想とされています。
滞りがあれば病気が生まれるもとになり、その滞りを疎通させることで健康な状態へ回復することができると考えます(滞りを防ぎ、「疎通」させる方法は、運動、鍼灸、マッサージなどさまざま…楽しくおしゃべりも良さそうです♪)。

この言葉と詩のことを考えると、多くの方が自分に置き換えて何かしら考えることがあるのではないかと感じました。

自分自身のことを考えると、衝動的に行動しがちですが、なぜそのように思うのか?行動してしまうのか?
一旦立ち止まって頭を整理して対処すれば意外とスッと納得のいくことも多く、そこからまた前へすすめる気がします。

その時々でいろんな言葉にハッとさせられますが、
「流水腐らず」
今年はこの言葉を頭の隅に置いて、自分自身もそうですが、皆様のお役に立てるよう頑張ります!