ひとつやいと

こんにちは。

鍼灸師のみしまです。

オリンピックに感動して清々しい気持ちになりながらも、

毎日暑くて溶けてしまいそうです。

 

今回は「一ツ灸」について。

ご存知の方は多いかと思いますが、

「一ツ灸」は毎年6月1日と7月1日に氷見の東泉寺、高岡の瑞龍寺、金沢の高源院などで行われている伝統行事です。

 

高岡の瑞龍寺では、僧が修行の疲れを癒すために行ってきたものが農民に伝わり、春の農作業が一段落して疲労が出やすい時期に寺を訪れ灸をすえるようになったそうです。

 

男は左足、女は右足へそれぞれ3年続けて灸をすえれば病が癒えると言われています。

 

私は北陸に来てからこの存在を知りました。

このお灸の痕が残っている方からお話を聞くたびに「やってみたい!」願望がわいてきて…

 

昨年初めて体験しました!

朝5時から一番乗りして行ってきました。

 

膝に墨を塗ってもらいその上に

へ?(゜レ゜)これ燃やしきるの!?

というくらい大きめの艾をのせて点火…

艾がだんだん燃えていきます。

途中で消火したい衝動を必死でおさえました。

 

( あっ…つーい (=□=;) !! )

ぐっと口をつむんで膝を掴みながら心の中で叫びました。

終わった後は少々呆然としましたが(゜-゜)

その後妙にスッキリして意気揚々と帰りました。

こうして私の一ツ灸初体験は終了。

 

 

今は火傷させるような熱いお灸の治療はほぼしません。

時代的にも現代人は強すぎる刺激は向かない人が多いとも言われています。

しかし、三百年以上もこんなお灸の習慣が続いていて、病気平癒、息災延命を願って毎年灸をすえに来る人々がいることは、少し不思議に思いながらも素晴らしいなと思いました。

 

いろんなお灸がありますが、

お灸は気持ちがよくて、体調管理には欠かせません。

今回は一ツ灸のお話しでしたが、皆さんも皆さんの好きなお灸をみつけて、リオオリンピック観戦でもしながらやってみてください(^^)